今週の映画(1)

何か書きたいなーと不意に思ったんだけど、明日は休日出勤そして明後日から3連休、という微妙な間であるため、特に書くことも思いつかない23時。
というわけで最近観た映画に関する似非批評でも書いてみます。そんなに映画って詳しくないのだけど、それゆえに似非ということで。

X-MEN ファイナルディシジョン
三作目らしいですが、自分は前作、前々作を観てません。主にカプコン格闘ゲームで自分にとっては馴染みが深いんだけど、関連作品をちゃんと観るのはこれが始めて。
内容としては、特殊効果は兎も角として、中身そのものの作りこみが甘いかな、という印象。シリーズをよく心得てる人向けのものなのだろうから、それは当たり前なのかも知れないけど。
個人的には、ウルヴァリンの男らしさとマグニートの人格者ぶりが良かったですね。最後のウルヴァリンの決断とそれを受けての展開は、「おっ!?」といい意味で肩透かしを食いました。ハリウッドのノリを想定してたので、ああいう締め方は新鮮でしたねー。
スタッフロールの後は、ちょっと何だかな、と思っちゃったけど。

■TRANSPORTER 2
これも前作を見てません……が、前作を知らなくても滅茶苦茶楽しめた一本でした。まあ、ほぼアクションシーンの連続なんですが、最初から最後まで良く作りこまれてて、全く隙のない面白さに仕上がってます。
なんといってもこれは主人公が良かった。あのストイックさには、主人公としての品格を感じました。そこに痺れる憧れる! という感じで。
とにかくすかっと爽快な奴が見たいぜ、という人は是非どうぞ。

SAYURI
これは、とあるメディアでこの映画の曲が使用されていて、その曲がとても印象に残る名曲だったので映画にも手を伸ばしてみた、という感じで観てみたのでした。
内容としてはまあ、これはこれ、という印象。外国の方に剣道や柔道など、日本生まれの文化を描かせると、違う意味でいい味を出す現象と同じようなもので。
日本の『芸者』という文化を描いてるのにキャストが日本人ではない、という時点でネタに近いですしね。真面目に作られてはいるんだけど、日本人から見れば妙に思うところは多いです。
ただ、件の曲が劇中でかなり効果的に使用されていたので、個人的には満足。今度サントラを借りてこよう。


というわけで似非映画批評でした。批評と言うより主観的感想でしかないうえに、時期はずれの作品が混じってたりするのは仕様です。では。